ゴールデンウィークが始まる5月には、各地で様々な音楽フェスが開催されます。
VIVA LA ROCK(ビバラロック)もその1つで、毎回多くの音楽好きの人々が参加します。
今回は、ビバラロックに初めて参加する方や、興味がある方向けに、一体どんなフェスであるのかを紹介及び解説したいと思います。
ビバラロックには2017年から計10日間参戦しており、2023年にも1日参戦しました!
感染症対策に関して(※令和5年5月13日現在)
令和5年5月8日付をもって政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が廃止されたことに伴い、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会(ACPC)より、同日付で「音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」廃止が発表されました。
本ガイドラインの廃止以降、音楽コンサートにおける感染対策については、
お客さま及び公演関係者が自身の体調や生活環境に合わせて、個人の判断で実施することを基本とします。
公演毎に特段の事情がある場合、公演主催者の判断によりお客さまや公演関係者に対して各種感染対策への協力を依頼することは妨げません。ただし、その場合は券売開始前、遅くとも開催前の告知を徹底してください。
ビバラロックでもマスクの着用は観客の自由となっており、私が行った時はマスクを着用している観客の割合は半々に感じました。
ビバラロックとは
(VIVA LA ROCK2022より引用)
ビバラロックとは、音楽雑誌「MUSICA(ムジカ)」を毎月発行している株式会社FACTと、関東のライブなどを企画及び運営を行う、株式会社ディスクガレージが主催する、埼玉県初の屋内大型ロックフェスです。
2014年の初開催を皮切りに、ほぼ毎年さいたまスーパーアリーナにて開催(2020年はオンライン開催)され、2023年は10回目の記念開催回となりました。
ビバラロックならではの特徴
他のフェスでは体験できないような、ビバラロックならではの特徴が数点ありますので、紹介したいと思います。
屋内でゆったり楽しめる
(さいたまスーパーアリーナ公式より引用)
会場が屋内施設となっているため、基本的に天候や季節に左右されずに楽しめます。
レベルという階層が、5段階相当(例:レベル200=2階席)に分けられて存在します。
観覧場所がステージから離れていても、人の少ない場所でゆったり楽しみたいという方には、レベルの大きい階層で過ごされるのをオススメします。
しかし前方のエリアとなると、開場から直ぐに埋まってしまいますので、お目当てのアーティストが居ましたら、早めに列に並ぶなど行動しましょう。
VIVA LA GARDENの存在
VIVA LA GARDENとは、さいたまスーパーアリーナに隣接する屋外広場「けやきひろば」に設けられている入場無料の屋外フェスエリアです。
多くの飲食ブースが並ぶと共に、GARDEN STAGEというビバラ4つ目のステージ、子供達が遊べるキッズランドやワークショップ、ビアガーデンが集結しています。
感染症流行の影響を受け、2019年を最後に開かれていませんでしたが、2023年から再開となりました。
VIVA LA GARDEN開催期間中は、多くのお笑い芸人が毎日、複数組登場します。
また、ビバラロック開催重複期間は、併せてアーティストのパフォーマンスを無料で観覧できるので、気になった方は出演者を公式ページで確認してみてくださいね。
ここでしか観られないアーティストコラボがある
ビバラロックには、「VIVA LA J-ROCK ANTHEMS」という、名ベーシスト亀田誠治が率いるミュージシャン達が、毎回豪華なゲストボーカル達と共にセッションする名物企画のステージが存在します。
毎回5,6組のゲストが登場しますが、過去には、キタニテツヤ、アイナ・ジ・エンド(BiSH)、和田アキ子(敬省略)など豪華な面々が参加しています。
開催期間の内、基本1日のみの登場となりますので、気になった方は参加する日を確認してみてください。
電車からのアクセスが良好
(さいたまスーパーアリーナ公式より引用)
最寄り駅が「さいたま新都心」となっているため、都心からのアクセスが良好という点も特徴として挙げます。
東京駅から30分ほどで到着し、そこから数分歩けば会場となるので、アクセス面で他のフェスと優れていると言えます。
浦和レッズやファミリーマートとのコラボ
地元埼玉県のプロサッカークラブである「浦和レッズ」とのコラボ企画がここ毎年行われています。
過去にユニフォーム型のコラボフェスTシャツの販売やコラボブースの出展がされているので、興味のある方はブースに足を運んでみてくださいね。(※2023年のコラボブース出店は見られませんでした。)
浦和レッズファンの私は去年、コラボブースでグッズを貰えました。
また、ファミリーマートともコラボを展開しており、お弁当やパンの限定コラボ商品が発売されています。
埼玉県の先行販売及び、一部地域の販売となりますが、毎年好評のコラボとなっているので、該当地域のファミリーマートを覗いてみてはいかがでしょうか。
楽しみむためのポイント
公式アプリを活用する
当日を快適に楽しみたいのなら、ビバラロックの公式スマホアプリをダウンロードしておきましょう。
マイタイムテーブルの作成、各アーティストのプレイリスト試聴、各種通知機能を備えていて、エリアマップと連動した混雑状況の確認やFlash Reportなども随時アップデートされますので、大変便利です。
以下のリンク先からダウンロードできます
クロークを利用する
グッズを購入し会場で着替えるとなると、手元の荷物が大きくなるかと思います。その際は、会場内の公式クロークを利用しましょう。
クロークとは、1,000円ほど支払い、大きなビニール袋に預ける物を入れて、それを1日運営で保管してくれるサービスのことを言います。
4つのステージを理解する
ビバラロックには基本4つのステージが存在します。
メインアリーナにあるステージとなります。アリーナスタンディングエリアとスタンド自由席があるので、立って盛り上がるも良し、座ってじっくり観覧することもできます。トリとなるアーティストのパフォーマンスはこちらで行われます。
コロナ禍前は展示会などで使用されているコミュニティアリーナにステージがありました。現在は、STAR STAGEと同じメインアリーナにステージがあり、交互にパフォーマンスが行われる形態となります。出演アーティストのラインナップはSTAR STAGEに引きを取りません。
ステージ名の通り洞窟を意識したエリアにステージがあります。上記2つと比べると規模は小さいですが、フェスでもライブハウスに居るような雰囲気で盛り上がることが出来ます。
先にも述べたように、会場に隣接するけやきひろばにステージを構えており、チケットがなくても無料で観覧が可能です。唯一屋外にあるステージなので、開放感のある中でパフォーマンスを楽しむことが出来ます。
グルメを堪能する
けやきひろばに常設してあるグルメストリートのお店やビアガーデン、屋台があるなど、グルメにおいても充実しています。
また、会場内にも売店や出演アーティスト考案のコラボフードが販売されているので、醍醐味であるフェス飯を食べて満喫しましょう!
早めの行動を意識する
当日は数万人の人々がフェスに参加する予定です。
パフォーマンス終了直後のステージ間の移動やお昼ごはん時の参加者の混雑などが予想されます。
先程述べたクローク利用に関しても同様のことが言えます。
したがって、早めに行動することを意識し、混雑に巻き込まれることなく、予定通りの時間がおくれるよう、心がけてみましょう。
必要な持ち物
下記に基本的に必要な持ち物を記載しました。
多くの荷物を抱えるよりは、コンパクトな荷物の状態で行動することをオススメします。
・身分証明書
・現金
・飲み物
・タオル
・モバイルバッテリー
・常備薬
持ち物や以下に記載する事項に関して、まとめた記事がございますので、併せて読んでみてください。
当日の服装について
開催時期が5月の初めということもあり、基本的に上は半袖Tシャツの方が多い印象です。
しかし、日が落ちた後は肌寒くなると思うので、1枚軽く羽織れる上着があると安心だと思います。
また、1日動くことになるため、女性は特にヒールなどは避け、スニーカーなどの履きやすい靴を選ぶなど、服装全体的に快適性を意識してみてください。
注意すべき点
体調管理及びケガ防止の徹底
ステージ間移動などで1日歩き回ることが多いため、足腰や体力をしっかりと管理することが大切です。また、他の参加者とぶつかったり、走って転ぶことがないように、怪我に気をつけて行動することを心がけてください。
マナーやルールの遵守
スタッフの指示を守る
スムーズな入場ができるよう、入り口に居るスタッフの指示を聞き、チケットの提示などを行いましょう。
また、ステージ間の移動や最終アーティストの終了時は、会場内などの密集緩和のため、規制退場を実施する場合があります。その都度、スタッフの案内に従って急がず行動しましょう。
まとめ:フェス初心者におすすめしたい!
いかがでしたでしょうか?
埼玉県最大規模のロックフェスである、「VIVA LA ROCK」について解説してきました。
個人的にアクセスや屋内会場の利用しやすさなどのポイントを考慮すると、初心者に1番オススメしたい都市型フェスだと考えています。
1人でも充分満喫できますので、是非参加してみてください!
人気のアーティストが集中している人気の日程は、前売りの段階で完売することもあるので、気になる日程がありましたら、早期に購入を検討してみてくださいね。
以上、この記事を読んで少しでも、このフェスへの理解や興味が深まったならば幸いです。
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