ゴールデンウィークが始まる5月には、各地で様々な音楽フェスが開催されます。
JAPAN JAM(ジャパンジャム)もその1つで、毎回多くの音楽好きの人々が参加します。
今回は、JAPAN JAMに初めて参加する方や、興味がある方向けに、一体どんなフェスであるのかを紹介及び解説したいと思います。
感染症対策に関して(※令和5年5月13日現在)
令和5年5月8日付をもって政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が廃止されたことに伴い、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会(ACPC)より、同日付で「音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」廃止が発表されました。
本ガイドラインの廃止以降、音楽コンサートにおける感染対策については、
お客さま及び公演関係者が自身の体調や生活環境に合わせて、個人の判断で実施することを基本とします。
公演毎に特段の事情がある場合、公演主催者の判断によりお客さまや公演関係者に対して各種感染対策への協力を依頼することは妨げません。ただし、その場合は券売開始前、遅くとも開催前の告知を徹底してください。
しかしながら、状況によっては公演主催者が観客に対し、感染対策としてマスク着用の協力要請を行う場合があります。
JAPAN JAMとは?
私は現在の会場となってから、毎年JAPAN JAMに参加しています!
特徴を紹介
観覧に快適なステージ構成
2つの間に、ステージの大きさ及び出演アーティストの規模に差はありませんが、トリを務める最終アーティストのパフォーマンスは、会場中央のSKY STAGEにて行われます。
こちらは、フェス出演歴の少ない若手や新人アーティストをピックアップするために新設される新ステージです。
2つのステージと比較すると小規模で、開場入場口から近いエリアに設置となっております。
JAPAN JAM2023 エリアマップ(JAPAN JAM公式HPより引用)
会場内のスタジアムで休憩
昼食やステージ合間の休憩時に、座席数がおよそ18,500席あるサッカー専用スタジアムのベンチに座って利用してみましょう。
スタジアム内には売店や自販機、常設トイレがありますので、仮設トイレの利用に抵抗がある方はこちらの利用をオススメします。
シートゾーンの新設
(JAPAN JAM公式HPより引用)
2023年から、一部エリアにシートゾーンが設置されています。
これにより、家族や友人たちと共に、ゆったりくつろいで休憩時間などを過ごせると思います。
しかし、利用には以下の注意点がありますので、事前に確認しましょう。
・シートゾーン以外では使用しない
・シートの推奨サイズは2m×2mで、これを大きく超えない
・テントやテーブル、イス、エアーソファー等は持ち込まない
・荷物を置いての場所取りはしない
アクセス(車の来場はNG)
(JAPAN JAM公式HPより引用)
終演後は非常に混雑し、規制退場により蘇我駅到着までかなり時間が掛かるので予めご注意を。
都心からとても近いとは言えませんが、開放的な都市型フェスを体験できることを踏まえれば、ほど近い距離感だと考えます。
楽しむためのポイント
公式アプリを活用
チケットを申し込む際に必要となるので、既にダウンロードされた方は多いと思いますが、フェス当日をより快適に楽しむために、公式アプリ「Jフェス」を活用しましょう。
マイタイムテーブルや、飲食店、グッズ情報、エリアマップなど、当日役立つ機能に加え、フェス初心者の方にも上級者の方にも役立つガイドブックが搭載されているので、予習・準備にも大変使えます。
以下のリンクからダウンロードできます!
クロークの利用
グッズを購入し会場で着替えるとなると、手元の荷物が大きくなるかと思います。
その際は、身軽にフェスを楽しむために、会場内の公式クロークを利用しましょう。
クロークとは、1,000円を支払い、80cm×90cmサイズの袋に預ける物を入れて、それを1日運営で保管してくれるサービスのことを言います。
JAPAN JAMは事前にクロークチケットの販売があるので、公式アプリから申し込んでみましょう。
ステージ前方入れ替えエリア抽選の申し込み
エリア内はオールスタンディングとなり、立ち位置が指定されています。
SKY STAGEとSUNSET STAGEは約2,000人、BUZZ STAGEは約150人が入場可能です。
先行抽選受付にてチケットを購入した方に抽選権利があり、公式アプリにて事前に抽選が行われます。(※2023年の申込みは終了、期間:4月4日(火)15:00~4月9日(日)昼12:00)
(JAPAN JAM公式HPより引用)
申し込みのなかった方は抽選対象とはならないので、同行者と事前に打ち合わせをし、同じ希望オーダーで申し込みをするようにしましょう。
フォトスポットで撮影
2つのメインステージの中間にあるエリアやその付近にはフォトスポットが設置されております。
上記画像のものや「ROCK」と書かれた立体ロゴなど、撮れば映えること間違いありません!
時間に余裕ができた際には、思い出に友人や恋人と一緒に並んで撮ってみてくださいね。
暗くなるとライトアップされるので、夜に撮るのもオススメします!
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フェスグルメを堪能
JAPAN JAMには、「ゆうやけ食堂」「アリーナキッチン」「スカイキッチン」というフードエリアが3箇所存在します。
ガッツリ食べたい人向けのメニューや簡単に食べられるスナック、インスタ映えするようなスイーツを販売する飲食店が多数出店しています。
3箇所でそれぞれ出店している飲食店やメニューは異なりますので、公式アプリで気になるお店をチェックして、フェスグルメを堪能してくださいね。
必要な持ち物
下記に基本的に必要な持ち物を記載しました。
多くの荷物を抱えるよりは、コンパクトな荷物の状態で行動することをオススメします。
・身分証明書
・現金
・飲み物
・タオル
・帽子
・モバイルバッテリー
・雨具(カッパやポンチョ)
・常備薬
持ち物や以下に記載する事項に関して、まとめた記事がございますので、併せて読んでみてください。
当日の服装について
開催時期が5月の初めということもあり、基本的に上は半袖Tシャツの方が多い印象です。
しかし、日が落ちた後は肌寒くなると思うので、1枚軽く羽織れる上着があると安心だと思います。
また、1日動くことになるため、女性は特にヒールなどは避け、スニーカーなどの履きやすい靴を選ぶなど、服装全体的に快適性を意識してみてください。
急な雨に対応できるよう、防水性のある上着を選ぶと良いと思います!
注意すべき点
体調管理及びケガ防止の徹底
具合が悪くなった場合は、無理をせずに近くのスタッフに声を掛け、救護スペースで安静になりましょう。
ステージ間移動などで1日歩き回ることが多いため、足腰や体力をしっかりと管理することが大切です。
また、他の参加者とぶつかったり、走って転ぶことがないように、怪我に気をつけて行動することを心がけてください。
マナーやルールの遵守
ライブ演奏の写真撮影や録音・録画をしない、モッシュやダイブ等の危険行為を行わない、ゴミの分別と処理を適切に行うなど、フェス参加者が快適な時間を過ごせるように、マナーやルールを守りましょう。
JAPAN JAMの詳細なガイドラインは参加事前に公式ホームページにて確認してみてください。
スタッフの指示を守る
スムーズな入場ができるよう、入り口に居るスタッフの指示を聞き、チケットの提示などを行いましょう。
また、ステージ間の移動や最終アーティストの終了時は、会場内などの密集緩和のため、規制退場を実施する場合があります。その都度、スタッフの案内に従って急がず行動しましょう。
まとめ:JAPAN JAMは快適な野外フェス!
いかがでしたでしょうか?
今回は千葉県の都市型野外ロックフェス「JAPAN JAM」について解説しました。
2022年度からの大きな違いは、「BUZZ STAGEの新設」と「シートゾーンの設置」の2点です。
2023年は、既に昨年の来場者数を大幅に上回る、JAPAN JAM史上過去最高の申し込み数となっており、抽選段階で完売の日も出て来ており、大盛況のうちに終わりました。
広く開放的でありながらも、大型野外ロックフェスの中ではステージ間の移動が少ないです。
加えて、スタジアムやシートゾーンなど様々な休憩エリアが置かれており、快適性が大きいという点に、JAPAN JAMの魅力を感じています。
以上、この記事を読んで少しでも、このフェスへの理解や興味が深まったならば幸いです。
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